ユニバーサル・サウンドデザイン
2015
comuoon発売から数年が経っていた当時、革新的な製品コンセプト故にプロダクトそのものの認知は上がっていました。しかし、新たなフェーズとして、製品がもたらすベネフィットをより深く理解していただくコミュニケーションへのシフトが求められていました。同時に、その背景にある企業としての取り組みや想いへの共感も獲得していくことが課題でした。
製品と企業ともに、ロゴ・シンボルマークをはじめとするブランド全体のトーン&マナーを一新。comuoonの特長である音の明瞭さが直感的に感じられるクリアーな印象、人に寄り添う優しく柔らかいイメージへの転換を目指しました。また、実際の利用者さまの声や利用シーンを全面に打ち出し、comuoonによってもたらされる「聴こえることの喜び」を可視化して訴求することに注力しました。
それまでのクールなトーンから、人に寄り添う製品・企業というイメージの付与に成功。利用者さまの声を積極的に発信することで具体的な使い方や喜びがダイレクトに伝わり、製品への深い理解と企業そのものへの共感を獲得、信頼度アップにつながりました。結果的に、comuoonの製品力そのものと相まって、医療機関や教育機関が主であったお取引先の幅が民間企業(受付や窓口で利用されています)など様々な方面へと大きな広がりを見せています。
- :CLIENT
- ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社
- :CREATIVE DIRECTOR
- 中石 真一路(universal sound design)
- :ART DIRECTOR
- 近 直哉
- :DESIGNER
- 坂本 大樹、木平 崇之、石戸 桃子、田村 卓史
- :COPYWRITER
- 鈴木 康貴
- :PRODUCER
- 松田 明生、國田 茉由