あ印
2016
CHALLENGE
もともと使用していたCIは、力強く堅実で水産加工会社らしい佇まいのものでした。しかし、食品メーカーとしての新たな一歩を踏み出すためには、新しい企業イメージやめざすビジョンを体現したCIが必要でした。目指すゴールをできるだけ具体的に言語化/視覚化すること、そして社内を共通のマインドにしてデザインの『正しい判断基準』を持つことが大きな課題でした。
APPROACH
短い時間の中でのCI開発でしたが、あ印様と深い議論を重ね、企業の新しいポジショニングやパーソナリティを設定。事業の変化の振り幅や、顧客とコミュニケーションする上でロゴやパターンがどのように活きるかなど、ビジュアルシステムの可能性を多角的に検証。国内だけでなく海外での使用も視野に入れ、現代的なCIデザインへと大幅なリニューアルを行いました。
OUTCOME
企業の顔とも言えるCIの変更と併せ、60周年という節目のタイミングで、会社案内、WEBサイト、名刺、封筒、ポロシャツなども一斉にリニューアル。これらは、対外的なアピールだけでなく、インナーに対しても士気を高める一助となりました。また、BtoC向けの商品パッケージのリニューアルに伴って、これまで明確なレギュレーションがなかったCI表記の統一化も実現しました。
- :CLIENT
- 株式会社 あ印
- :CREATIVE DIRECTOR
- 尾形 聡子
- :ART DIRECTOR
- 近 直哉
- :DESIGNER
- 坂本 大樹、木平 崇之
- :PRODUCER
- 鯉沼 亜矢子